【資本業務提携とは?】楽天と日本郵政の事例で解説。

投資

どうもけいぷろです。本日13時頃「楽天と日本郵政が 資本提携」する!?というニュースが流れました。

当然 楽天株は急騰、一時+10%を超える上昇になりました。日本郵政も上昇しましたね。

NHKが報道したんですけど、この手の情報って結構漏れてることが多い気が(笑)

今回のすごいところは、国営企業でもある日本郵政がイチ民間企業と資本提携したところです。
日本郵政の筆頭株主は財務大臣です。つまり国が認めたということになりますね。

それでは、今回の資本業務提携のメリット・デメリットなど話していきたいと思います。

そもそも資本業務提携って何?ってところも解説していきますね。

楽天の概要

楽天は、皆さんご存知「楽天市場」「楽天モバイル」などを展開しているテクノロジー企業です。

楽天の沿革
※楽天ホームページより

1997年:設立
2000年:上場
2002年:楽天ポイント開始
2004年:プロ野球参入
2005年:楽天カード発行開始
2009年:金融業強化(銀行、電子マネー等)
2014年:楽天モバイル開始
2019年:携帯キャリア事業開始

売上:1兆2,639億円
税前利益:▲445億円
(2020年度)
時価総額:1兆7,860億円
(3/12終値)
大株主:三木谷 浩史12.2%

楽天の歴史を見ると、その時時に応じて変化していることが分かります。楽天市場だけ続けていたら今の楽天の成長はないのでは?

やはり先行投資という概念が強い企業であることがわかります。

日本郵政の概要

日本郵政は、皆さんご存知の通り郵便局ですね!物流や金融がメインです。

沿革を見ると歴史がありますね
※日本郵政ホームページより

1871年:郵便創業
1901年:赤いポスト誕生
1916年:簡易保険創業
1968年:郵便番号制度(3or5桁)
1998年:郵便番号7桁へ
2003年:日本郵政公社発足
2007年:日本郵便(株)が発足
2015年:上場

売上:11兆9,501億円
経常利益:8,644億
(2020年度)
時価総額:4兆6,147億円
(3/12終値)
大株主:財務大臣56.8%

小泉総理が郵政民営化を進めた事で、2007年に株式会社となり2015年には上場を果たしました。

しかし上場後は株価は下がる一方で、どこかでテコ入れが必要な状況の中、今回の提携となっています。

資本業務提携ってなに?

楽天と日本郵政は、2020年12月に物流において、「戦略的提携」をすると発表していました。

そして、今回2021年3月に「資本提携」を発表。

違いは、「資本(株式)の移動があるか、ないか」です。

2020年12月の「戦略的提携」場合は、株式に関しての動きは無く、「一緒に物流手を組みましょう」と言った感じです。もちろん書面での正式な提携ですよ。

一方で今回の「資本提携」は、日本郵政が楽天株を1,500億円分購入するという形になるので、楽天に出資するという側面があります。

出資するということは、楽天の株価が今後上がるという期待も含めた上での提携になります。

ということは、楽天の業績が上がり、結果として株価が上がるような事業を展開していく必要がありますので、より踏み込んだ形で協力をしていく事になりますね。

各社のシナジー

もちろん今回は、お互いに効果があると判断しています。

では、提携により両社のメリット、デメリットを見ていきたいと思います。

楽天

メリット
 ・日本郵政の店舗網(約24,000局)
 ・物流網の拡大
 ・モバイルの基地局設置
 ・モバイルの受付

デメリット
 ・被る事業あり(銀行、証券等)
 ・第3者割当のため株式価値の希釈化

郵便局の店舗網を使った基地局の設置やモバイルの受付などが考えられます。一方で金融事業がかなり被るのと、株式を大量に発行するので、既存株主の株の価値が下がります。

日本郵政

メリット
 ・オンラインでの事業展開
 ・物流利益増加

デメリット
 ・被る事業あり(銀行、証券等)

日本郵政は、リアル店舗のネットワークは国内最強です。しかしオンラインの部分は弱いので、そこを楽天がカバーするという意味では良い関係になりそうです。

楽天のほうがメリット大きい?

楽天は、今力をいれているモバイルの基地局や受付スペースが増えるというのはめちゃくちゃ大きいと思います。

各キャリアは全国2,000店舗ほどですので、その10倍以上のリアルスペースでの受付ができるというのは、大きいと思われます。

楽天にとってはメリットが大きいのではないでしょうか?

株主としての心境

今回は、資本業務提携という思い切った形での提携になりました。

私は長年楽天の株主でもあり、年々買い増しをしています。

株主としては、最初は「1,500億円の第三者割当か〜」と株式価値の低下を懸念しましたけど、よく考えるとかなりシナジーがあるのでは?と思います。
 ※自己株も含めた割当のようですね

特にモバイルとの連携は効果が高そうです。

年配の客層がいる郵便局、楽天モバイルはネットでの受付がメインなので、客層が広がるのではないでしょうか?

あと、今回の割当も現金が必要、というよりも資本提携をする事が重要って感じもしますね。

楽天は、潤沢な現金を持っているので赤字でも問題なく経営できます。
※そのあたりは楽天モバイルの記事で確認下さい

毎回そうなんですけど、この手の大規模な動きは、市場(株価)がどうなるか短期では読みにくいです。

ですので長い目で見ていきたいと思っています。


ということで3/14(月)以降の株価がどう動くか期待しております!!

ちなみに3/12(金)17:00のPTS(夜間取引)はマイナスです・・・・

ではまた!

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